他のゲームも遊びたいのですが、ついついマリカー8をやってしまいます。ゼルダ無双も追加パックの配信前に裏アドベンチャーを終わらせたいですし、キノピオ隊長もやりたい!さらに来月はスマブラWiiUやamiiboもやってきますし、嬉しくも辛い時期ですね…。年末年始はどうなることやら。
そんなこんなで、11月13日に配信されたマリオカート8追加コンテンツ第1弾”ゼルダの伝説×マリオカート8“も一通り堪能したので、今回は追加コンテンツ第1弾で新たに登場した8つの追加コースの紹介と、遊んだ感想をお伝えします!
たまごカップで登場する追加コース
GCヨッシーカート
ゲームキューブの『マリオカート ダブルダッシュ!!』に登場したコースのリメイクです。コース名通り、観客もたくさんのヨッシーたちが。
見た目は上から見ると、ヨッシーの形になっています。
リメイクされた過去のコースも反重力を取り入れたりと、8に合わせたアレンジをされているコースが多いですが、GCヨッシーサーキットは反重力エリアはありません。しかし、実際に走ってみると曲り道が多いテクニカルなコースとなっています。
私はハングオンバイクを使っているのですが、連続で曲り道が続く箇所があるので、ハングオンだと対応しにくいコースだなあと感じました。私の愛車でもあるヨッシーバイクで行きたいコースですが、コース自体はハングオン泣かせなので、練習して慣れておきたいですね。
ダブルダッシュと同様、スタート地点の少し先にある滝の中のショートカットも再現。キノコを使用して滝に向かって走ることで、ショートカットが可能です。
エキサイトバイク
ファミコンのレースゲーム『エキサイトバイク』に登場するコースを再現したコラボコースです。
オリジナルでは直線のコースですが、マリオカート8では0字形のサーキット場になりました。シンプルな形状ではありますが、障害物の泥があったり、ジャンプ台や坂道といったギミックが。そしてイムアタックでは位置は固定されていますが、毎回ジャンプ台や泥の位置が変わるという仕掛けもあります。
0字の中に、『エキサイトバイク』のレーサーのオブジェも。もちろんBGMも原作のアレンジとなっています。
見た目自体は他のコースと比べるとそれほど派手さはありませんが、対戦だと大勢で坂道を同時にぴょんぴょん跳ねたりと、賑やかで楽しいコースです。ただシンプルな作りなだけに、少しでも差を付けられたら距離を縮めるのが難しいですね。アイテム運も重要になりそうです。
ちなみにファミコンの『エキサイトバイク』は、バーチャルコンソールでダウンロードが可能です。
ドラゴンロード
『スーパーマリオギャラクシー2』に登場するガブリュウをモチーフにしたコース。見た目もBGMもアジアンテイストで、独特の世界観を放つコースとなっています。
龍の体をそのままコースにしたような形になっていて、全体的に曲がりくねったコースになっており、コーナリングのテクニックが重要になるコースです。また、コースのほとんどが反重力になっているのも大きなポイント。確実にコーナーを曲がり、インコースを攻めるテクニックが必要そうです。
初見の時は何回も曲がり損ねて壁にぶつかったり、落ちたりしました。私はハングオンバイクを使っているのですが、これまたハングオンだと難しいコースですね…。
ハイライトを眺めていたら、なんだかいい感じのシーンがあったのでついでに撮影。リンクのジャンプアクションは映えますね!
ミュートシティ
『F-ZERO』シリーズに登場するミュートシティをモチーフにしたコース。マリオカート8ではダッシュボードや、反重力オブジェクトを多数設置して原作のスピード感を再現しています。上級者の方と遊ぶとダッシュボードに1回でも乗りそこねてしまえば差を付けられてしまいそうなので、位置を覚えて確実に踏むようにしたいですね。
ダッシュプレートが多いので、いわゆるサンダードリフトがしやすいコースです。なので、ミュートシティだとサンダードリフトができないハングオンが…。
そしてミュートシティは、コースのすべてが反重力となっています。タイムアタックやVSモードの場合は、反重力でも速く走れるマシンを選びたいですね。
全部反重力というだけでなく、コインが1枚も落ちていないのも大きな特徴です。コインは紫に光る地面の上を走ることで増えるので、忘れずに踏んでコインをストックしておきましょう。
モニターには『F-ZERO』の主人公である「キャプテン・ファルコン」の姿が。
他にも壁にぶつかると『F-ZERO』シリーズと同様にバチバチという効果音が鳴ったり、レース開始時のジングルやリザルトの普段のBGMも変わっていたりと、こだわりを非常に感じる作りとなっています。コラボということを除いても、スピード感や全部反重力など、普段と一味違うレースが楽しめるユニークなコースでした。
ゼルダカップで登場する追加コース
Wii ワリオこうざん
続いて、ゼルダコースで登場するコースの紹介。ワリオこうざんは、『マリオカートWii』で登場したコースのリメイクです。夕日がとても美しく、より雰囲気のあるコースとなりました。
8での大きなアレンジとしては、洞窟内は反重力エリアとなっています。Wiiでは障害物だったトロッコでしたが、今作ではトロッコにスピンターボのギミックがついたので、ぶつかってもクラッシュせず、ウォーターパークのアレみたいにスピードアップします。
そして何と言っても、洞窟の入り口付近などにWiiではいなかったヘイホー達がいるというアレンジが。それだけでなく、ヘイホーこうざんと同じくヘイホーの歌声が聞こえてくるという演出もあります。働いているヘイホーもいれば、ぴょんぴょんと跳ねているヘイホーや手を振っているヘイホーもいたり、走らずにヘイホー達をただ眺めていたいですね。
…と、今回は背景も凄く作り込まれているので、たまにタイムアタックモードで走らずに風景を眺めています。普段は全く見る余裕がないのですが、サーキット系のコースにある看板も凝っていたり、観客としているキャラもかわいいので、景色を見ているだけでも楽しめますね。例えばワリオスノーマウンテンではヘイホーがスキーしてたり…。
SFC レインボーロード
スーパーファミコンの『スーパーマリオカート』に登場するレインボーロードのリメイク。SFCのレインボーロードは、アドバンスと7でもリメイクされているので、今回で3度目のリメイクとなります。
レインボーロードはマリカーのラスボスともいえる存在なので、ファイナルレースでの定番コースでしたが、ゼルダカップでは2番目に登場。シリーズ初の最終レース以外で登場するレインボーロードです。
光り輝くタイル状の地面ですが、スーパードッスンも光っています。道幅は広めですが、柵が一切無いのでコースアウトしたら落ちてしまうので、軽量級・中量級の場合は、重量級の人にはね飛ばされないように気を付けたいですね。
ドッスンが落ちてきたときの地面の振動を利用して、ジャンプアクションも可能です。
ツルツルツイスター
リメイクやコラボではないオリジナルコースです。名前通り、凍った2本の道が絡み合うコースとなっています。
緑の道と黄色の道がありますが、途中でもう片方のルートに乗り換えることも可能です。特に対戦では人が多いルートに行って攻撃したり、逆に人が少ないルートに行って安全性を選んだりと、どちらの道に行くのかが重要なポイントになりそうですね。
その他にも流氷で作られたショートカットポイントも複数ありますが、地面が滑って走りにくく道も狭いので、ショートカットポイントを利用するにはテクニックが必要になります。ただタイムアタックを見ていると、上位のプレイヤーさんはショートカットは利用していないですね…。
ツルツルツイスターは「北極に遠征したキノピオ達が作ったコース」という設定なので、防寒服を着たキノピオ達も観客として登場します。色とりどりのテントだけでなく、遠くの氷山の上にはクレーンも見えたりと、こちらも背景を見ているだけで楽しめそうなコースです。
レースに熱中しているのもあり、走ってる時は少し見えにくいのですが、ハイライトで見ると地面が凍っているのがハッキリと分かります。とはいえ、実際は見た目ほどツルツル滑らないのであまり気になりませんが。
…慣れていないというのもありますが、ここもハングオンだとなかなか辛いコースな気が。
ハイラルサーキット
最後は今回の追加キャラのリンクが登場する『ゼルダの伝説』のコラボコース。ハイラル城と、城下町をモチーフにしたコースです。リンクがスカイウォードソードのデザインなので、てっきりスカウォをモチーフにしたコースだと思っていたのですが、コースは時のオカリナがモチーフでしょうか。
観客キャラはキノピオやヘイホーだけでなく、ハイラル兵もいました。
城内の中央には巨大なマスターソードが。階段にある3つの反重力オブジェクトがスイッチになっており、3つ全てにぶつかるとゼルダシリーズでおなじみの謎解き音が鳴り、ダッシュボードが現れます。
BGMや効果音だけでなく、コインまでルピーに変わっていたり、お邪魔キャラがパックンではなくデクババだったりと、細部までゼルダ尽くしなコースになっています。ゼルダプレイヤーにはたまらないコースですね。
ゲームニュースサイトなどでは配信前に追加コースの詳細や仕掛けなども紹介されていたのでワクワクしていましたが、想像以上の作り込みっぷりで感動です。これはゼルダファンなら是非遊んでおきたいコースです!
まとめ
ということで、追加コンテンツ第1弾で追加された8つの新コースを紹介いたしました。どのコースもユニークで、遊んでいて楽しいコースばかりでした。
特にハイラルサーキットは隅々までゼルダの世界観を再現していて素晴らしい。ワリオこうざんも比較的最近の作品で据置機からのコースなので、あんまり新鮮味はないのかなーと思ってたのですが、グラフィックの進化や反重力のアレンジなどで新鮮な気持ちで楽しめました。レインボーロードは追加コースを含めると、1本で3つ楽しめるという何とも贅沢なことに。
気になった点としては…なんだか第1弾の追加コースは、ハングオン泣かせなコースが多い気がします。せっかく最強のハングオンバイクが追加されたのに…。
と、嘆いていても仕方がないので、こればかりは練習あるのみですね。タイムアタックモードで景色を眺めつつ、練習したいと思います(っ´ω`c)
追加コンテンツなしでも長期間遊べるタイトルでしたが、これでさらに末永く遊べるゲームとなりました。第2弾のどうぶつの森パックにも期待大です。
スイッチ版『マリオカート8デラックス』は有料コンテンツが最初から無料で入っています
後に発売されたNintendoSwitch版の『マリオカート8デラックス』では、今回の記事で紹介した『ゼルダの伝説パック』と『どうぶつの森パック』で追加されたコース・キャラクターが最初から入っています。
WiiUでは有料ダウンロードコンテンツでしたが、Switchの方は有料だったDLCも最初から無料で入っているので、いまから買うならスイッチ版がオススメです。
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